お肉のはなし

部位のはなし

牛肉の部位がどんな特性を持っているか、どんな料理に適しているのかをご説明します。

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  • 1 かた
    北米名:ショルダークロッド Shoulder Clod
    オセアニア名:クロッド Clod
    関西名:うで

    ややかたく脂肪の少ない赤身肉。旨味成分が豊富で、味は濃厚。エキス分やゼラチン質が多く、煮込み料理、スープをとるのに適します。
  • 2 かたロース
    北米名:チャックロール Chuck-Roll
    オセアニア名:チャックロール Chuck-Roll
    関西名:くらした

    やや筋が多いのですが、脂肪分も適度にあって、風味のよい部位です。しゃぶしゃぶ、すき焼き、焼肉に。ステーキにするときは丁寧に筋切りを。
  • 3 リブロース
    北米名:リブアイロール Rib eye Roll
    オセアニア名:キューブロール Cube-Roll
    関西名:ロース

    霜降りになりやすい部位。きめが細かく肉質もよいので、肉そのものを味わうローストビーフ、ステーキに。霜のよく入ったものはすき焼きに最適です。
  • 4 サーロイン
    北米名:ストリップロイン Strip-Loin
    オセアニア名:ストリップロイン Strip-Loin
    関西名:へれした、サーロイン

    きめが細かくてやわらかく、肉質は最高。ステーキに最適で、1㎝以上の厚切りにして焼くと肉汁が逃げません。ローストビーフ、しゃぶしゃぶにも。
  • 5 ヒレ
    北米名:テンダーロイン Tender-Loin
    オセアニア名:テンダーロイン Tender-Loin
    関西名:へれ

    きめが細かく大変やわらかな部位です。脂肪が少ないので、ステーキやビーフカツなどの焼き物や揚げ物に。加熱しすぎるとかたくなるので、注意。
  • 6a ばら(かたばら)
    北米名:ブリスケット Brisket
    オセアニア名:ポイントエンドブリスケット Point-end-Brisket
    関西名:うでばら

    赤身と脂肪が層になり、きめは粗くてかための肉質。角切りにしてこってりと煮込んだり、こま切れは肉じゃがや大根との煮物に。
  • 6b ばら(ともばら)
    北米名:ショートプレート Short Plate
    オセアニア名:ナーベルエンドブリスケット Navel-end-Brisket
    関西名:ともばら

    肉質はかたばらとだいたい同じですが、エネルギーはかたばらより高めです。霜降りになりやすく、濃厚な味です。シチューや煮込み、カルビ焼きに。
  • 7a もも(うちもも)
    北米名:トップラウンド Top-Round
    オセアニア名:トップサイド Top-Side
    関西名:うちひら

    赤身の大きなかたまりで、牛肉の部位中、最も脂肪の少ない部位です。ステーキなど大きな切り身で使う料理や焼肉、ローストビーフや煮込みに。
  • 7b もも(しんたま)
    北米名:ナックル Knuckle
    オセアニア名:シックフランク Thick-Frank
    関西名:まる

    赤身のかたまりで、きめが細かく、やわらか。他の部位に比べると脂肪が少ない部位です。ローストビーフやシチュー、焼肉、カツなどに。
  • 8 そともも
    北米名:アウトサイドラウンド Out Side Round
    オセアニア名:シルバーサイド Silver-Side
    関西名:そとひら

    脂肪の少ない赤身肉で、きめはやや粗く、かための部位です。薄切り、細切りにして炒め物に。
  • 9 らんぷ
    北米名:サーロインハット Sirloin Butt
    オセアニア名:ランプ Rump
    関西名:らむ いちほ

    やわらかい赤身肉で、味に深みがある部位です。たたき、ステーキや、ブロックのままローストビーフに。このほかほとんどの料理に利用できます。
  • ネック
    北米名:ネック Neck
    オセアニア名:ネック Neck
    関西名:ねじ

    きめが粗く、かたくて筋っぽい部位。脂肪分が少なく赤みが多め、他の部位と混ぜてひき肉やこま切れにされています。エキス分も豊富、煮込みに。
  • すね
    北米名:シャンク Shank(もとずね) シン Shin(まえずね)
    オセアニア名:シャンクShank(もとずね) シン Shin(まえずね)
    関西名:ちまき

    筋が多く、かたい部位ですが、長時間煮るとやわらかくなります。だしをとるのに最適の部位。ポトフや煮込みに。圧力鍋なら、短時間でやわらかに。
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  • 1 ハツ(心臓)

    筋繊維が細かいため、コリコリした歯ざわりがあります。たんぱく質とビタミンB1、B2が多い部位です。下味をつけて焼いたり、串焼きにしても。
  • 2 レバー(肝臓)

    たんぱく質、ビタミンA、B2、鉄が多い部位。血抜きをし、しょうがやにんにくのすりおろしたものや、酒、しょうゆなどで下味をつけると食べやすくなります。
  • 3 マメ(腎臓)

    脂肪が少なく、鉄、ビタミンB2が多く、ぶどうの房状をしています。縦半分に切って白いすじを除き、洗ってバター焼き、モツ焼き、みそ煮に。
  • 4 ミノ(第1胃)

    牛の4つの胃の中で一番大きく肉厚で繊毛が密生しています。通常売られているのは、第1胃のうち特に厚くなった「上ミノ」と呼ばれている部分。
  • 5 センマイ(第3胃)

    千枚のひだがあるような形で、特有の歯ざわりがあり、脂肪が少なく、鉄を多く含みます。ゆでて売られていますがもう1度ゆで、氷水にさらして臭みを除いて。
  • 6 ハラミ(横隔膜)

    主に焼肉用として出回っています。輸入名はアウトサイドスカートといいます。シチューやカレーなどにも向きます。
  • 7 サガリ

    横隔膜の腰椎に接する部位で、ハラミ同様、適度に脂肪があります。肉質はやわらかです。ハラミとサガリを分けずにハラミということがあります。
  • 8 ヒモ(小腸)

    大腸より薄くて細い部位です。かたいのですが、じっくり煮込むとおいしく食べられます。つけ焼き、煮込み料理に。
  • 9 シマチョウ(大腸)

    ヒモに比べると厚く、かたいので長時間煮る必要があります。一般にはヒモ同様、ゆでてぶつ切りにしたものが売られています。下処理の方法はヒモと同様です。
  • 10 タン(舌)

    脂肪が多く、かたいのですが、煮込むとやわらかに。かたまりのままゆで、好みのソースで。シチューやみそ漬けにも。普通、皮をむいたものが売られています。
  • 11 カシラニク(頭肉)

    こめかみと、ほおの部分です。主に加工原料として、利用されています。
  • 12 テール(尾)

    コラーゲンが多いので、長時間の過熱でゼラチン化し、やわらかくてよい味となります。普通、関節ごとに切ったものが売られています。
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それぞれの特徴を生かした、おいしい肉料理をお楽しみください!